今年もチャリティーサンタ、無事に終了しました!
イベントもあわせ、過去最大で300人以上の子どもたちにプレゼントを届けることができました。
ただ、どの子にもドキドキワクワクがあり、
自分の夢があり、
がんばっていることがあり。
ひとつひとつのドラマが息づいています。
今年はなんとなく、絶対泣かないだろうなと思っていたのですが、
ボランティアスタッフの体験談を聞いていたら、不覚にも泣いてしまいました。
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ある男の子は三年連続で同じご家庭にいっています。
そのおうちのおねえちゃんが水泳を一生懸命やっているそうです。
「タイムをもう少し短くしたい…! サンタさんお願いします。」
実際にチャリティーサンタでは、その子からのお手紙も貰っていました。
一生懸命な頑張り屋の女の子で、チャリティーサンタの(サンタ以外の)活動にも参加してくれていた子です。
お母さんは、
「サンタさんにはそんな力はないかもしれないけれど、是非はげましてほしい!」
というメッセージをもらっていました。
しかし、実際におうちにいくと、本当にほしいものは言わないそう。
二番目のお人形を渡しながら、サンタさんはこう思いました。
「ああ、おねえちゃんだから、弟たちの前で我慢してるんだな」
なので、兄弟全員に渡した後、その女の子に小さくききました。
「なにかサンタさんにお願いしたいことがあるんじゃないかな?」
そうすると、ちょっと涙がウルッとなって、
「水泳のタイムを短くしたい」
と教えてくれたそうです。
(どうしよう。僕は本物のサンタさんじゃないから、水泳のタイムを短くしてあげられない。でも、この子の夢を応援したい・・・!)
「そうか、じゃあ、魔法をかけるよ。でもね、これは水泳のタイムが短くなる魔法ではないんじゃ。〇〇ちゃんが、頑張るのを応援する魔法じゃよ。いっぱいいっぱい、いつも頑張っておるね。その頑張りは、きっと力になるからね。」
そういって頭にポン、と魔法をかけたそうです。
その子たちの成長を毎年楽しみにしていて、
背が高くなっていて、だとか、様子の変化を楽しそうに伝えながら、その子たちに伝えられる想い、みたいなものをすごくすごく真摯に語ってくれて。
もう、本当に本物のサンタさん。
こんなサンタさんと毎年会えること。
みんなが「ああ笑顔がかわいくってーーー!」とか、「すごく喜んでくれてうれしかった!」という声をいっぱい聞けるのが、すごくすごくうれしい。
本当に幸せをいっぱいありがとう!
また来年!
メリークリスマス!!
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