一年前、大学を卒業しました。
大学生活の間、クリスマスイブは全部サンタさんでした。mixiでの友達の日記へのコメントから始まり、いつの間にか、チャリティーサンタで4年目のクリスマスイブを迎えてました:)☆
大学生活最後のイブは嬉しいことに、
前年に訪問したご家庭に訪問することが出来ました。
その時はお届け先とのやりとりを担当していたので、応募フォームが来た時からそのお届け先の内容を目にすることが出来ていて、自分自身で訪れたお家なので、どんな話をしたか覚えています。
そんな中で見るフォームに書かれた内容は、読んだだけで泣きそうでした。本当に想いの込もったメッセージで…。 その中で一つこれだけは絶対に心の奥深くに響かせたい。と思うのがあって、どんな風に伝えられるかなーって考えながら当日を迎えて、、
いざその時になって出来たのは手を通して伝えることでした。
伝えたい。と思ったところで、その子の手をとって、
目を見て話しました。
"届けー>人<”って
一年ぶりに会えたその子は確かに成長していたけれど、玄関のピンポンを押した時の声は、まだ幼さが残ってて、、一年越しの約束も果たせて良かった(^v^)
玄関には、
去年僕らからご家族に渡したフォトフレームと貝の置き物たちが飾られてるのに今回初めて気づき、
パパさん、ママさんがこの子のためにこの日を大切にしてきてくれたのだと感じました(*^^*)。
サンタと我が子のやりとりを見つめるパパ、ママの眼差しは優しさでいっぱいでした。
訪問の帰り道、
車窓に映る赤い服のおじいちゃんとにらめっこしながら、パパさん、ママさんの子どもへの想いは本当に偉大だと感じていました…
私たちは、プレゼントをご用意いただいています。
子どもにとってそのプレゼントはパパやママがくれたもの、ではなく、サンタクロースがくれたもの。
パパ、ママが君に贈ってくれたのだ。と知るのは遠い先のこと。そして、
子ども達に"サンタクロースに会えた”という夢みたいな時間をあげるため、チャリティーも私たちに託していただいています。
そんな中で、
パパさんママさんの表情は子ども達への愛情でいっぱいなんです。
寒い中、訪問前に
"よろしくお願いします”と声をかけに来てくれるんです。
これこそ本当に『無償の愛』というのではないかと思うんです。
『アガペー』と言うんじゃないかと思うんです。
そんなパパとママの思いにいつか気づいた時、彼らの想いが、何倍にも何千倍にも大きくなって、遠く時間の流れた先で、子ども達の心に降り注いでくれたら良いなと心の底から願っています:)。
「サンタはパパや、ママだった。」じゃなくて、
「サンタはパパやママの"君への愛”だった。」と感じてくれたら良いな。
反省会をしたら、
反省点は出るけどさ、
涙が出るくらい一生懸命に向き合ってきてくれていたんだもの。
それだけで100点よりずっと大きな価値があるようにぼくは思う。
来年もきっと、ぼくの訪問は
"○○くん(ちゃん)に会いたくて、来てしまったんじゃ♪”で はじまる:)
そう思った時から、 一年後のクリスマスイブ。
僕は訪問先の情報を見ながらこの小さな体にどんな想いを抱えて生きているんだろう。
ただ、この子のところにぼくが来たのも何か意味があるはずだ。
ぼくにしか創れない
"この子の今日”が
あるはずだ。
この子がいつか今日を思い返す時、
家族の愛でいっぱいの今日を思い出してほしい。
そう思って、子ども達のところへ向かいました。
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