普段は東京に住んでいますが、私(母)の実家がある秋田に帰省中にサンタさんに来ていただけるようお願いしていました。実は2年前に初めてサンタさんを呼んだのも秋田でした。当時は2才だった息子も今年は4歳。プレゼントの希望もはっきりしていて、「サンタさん来るのは24日?25日?」とカレンダーを見ながら楽しみに待っていました。
でも楽しみにしていたのは息子だけではありません。祖父母そして曾祖母も、当日はなんとなくそわそわ。「サンタさん今年は来てくれるかなぁ?」「いい子のところにしか来ないからねぇ~。」などと息子に言いながら一緒に楽しみにしていました。
そんな中、祖父に「秋田にいること、サンタさん知らないんじゃない?」と言われた息子は心配になった様子。そこで、最近少しずつ書けるようになったひらがなでサンタさんにお知らせを書き、玄関前に貼っておきました。さらに、もしサンタさんが来てくれたら渡せるようにお礼のお手紙も書きました。普段はちょっとふざけたりして真面目にひらがなを書かないのですが、今回ばかりは真剣に(?)、私が書いたお手本を真似しながら一生懸命書いていました。
18時半、予定通りの時間にピンポーンとチャイムが鳴ると、息子は急いで玄関へ。「メリークリスマス!」と言われて、ちょっと緊張しながら小さな声で「メリークリスマス」と返しました。サンタさんのお話しが始まると、ひたすら「うん、うん」とうなづくばかり。幼稚園が始まった頃は朝泣いていたけれどだんだん泣かなくなり、盆踊りや運動会などで歌やダンスを頑張り、みんなのお手本となったことを褒められたり、補助箸ではなく普通の箸を使えるように練習を頑張ろうねと言われたり、来年4月にはお兄ちゃんになるからママが困っていたら助けてあげてねと言われたり。
そして大きな白い袋からプレゼントが見えた時、ハァァッと息をのみながら目を大きくした息子。キュウレンジャーのオリオンバトラー、サンタさんが本当に持ってきてくれた!と思ったのでしょう。でも大きな声をあげて喜ぶわけではなかったので、サンタさんにはその喜びがあまり伝わらなかったかもしれません(笑)。
引き続き最後までサンタさんのお話しを聞き、一緒に写真を撮って、サンタさんは次の子どものおうちへと出発していきました。
サンタさんが帰った後は早速プレゼントを開け、ハイテンションで遊び、夜ごはんの時間になってもなかなか食卓に来なかったのですが、ついにお腹がすいて食卓に来た時、そこには子ども用の普通の箸が。私が用意しておいたのです。
いつもは「ふつうのはしはむずかしいんだよー。できないー。」とすぐに諦めたり、私が教えようとしてもいつもの補助箸がいいと言って頑張ろうとしないのですが、今回は自分から持ってみて、なんとか使ってみようと試行錯誤。私が教えるのも、いつもよりは根気よく聞いてくれました。サンタさん効果絶大!まだまだ上手に使えませんが、来年またサンタさんに会えたら「上手になったよ」って報告できるように頑張って欲しいです。
祖父母、曾祖母も、サンタさんと息子の様子をずっと微笑ましく見守っていました。サンタさんが本当に来てくれることは、祖父母、曾祖母にとっても、楽しいクリスマスの思い出になったようです。来年のクリスマスは秋田で過ごすか東京で過ごすかまだわかりませんが、いずれにしても来年もサンタさんに来て欲しいです。
1年間準備してきたサンタさん、トナカイさん、スタッフのみなさま、本当に素敵な時間をありがとうございました。チャリティーサンタの活動が広がっていくよう心から応援しております!また来年どうぞよろしくお願いします!
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