この度は、当初予定していた支援する側ではなく、支援される側で参加の、思わぬお誘いありがとうございました。
入退院で不安定な時期になってしまいましたが、すごく素敵な日になりました。
先天性心疾患で、フォンタン術後の悪い傾向として、蛋白漏出性胃腸症発症。5年先の生存率が1%と言われているそうです。ここ1ヶ月で急激に悪化し、先日、担当医に、最近の娘の状態を見ていると、半年先の命が保証出来ないと説明があったところでした。
今回チャリティーサンタさんを申し込んだ当初はまだそれほど悪くなっていなかったのですが、急激に悪化してしまい、担当医と相談して、娘が楽しめる事をたくさんして、後悔のないように過ごして行こうと約束し、今回チャリティーサンタさんに合わせて一時退院させてもらいました。
当日、子どもたちにはサンタさんが来ることは話していなかったので、すごくビックリして、娘は固まってました。え?え?と混乱して、じーっと見つめながら、質問攻め。「何才?」「夏は何してるの?」「煙突がないのにどうやって他のおうちに入るの?」「去年は、欲しいプレゼント、手紙に書いておくのを忘れたのに、どうして私がほしいものがわかったの?」など。不思議なことを聞き、ほう。と納得した様子でした。そして、「サンタさんって本当にホッホッホって笑うんだね」と。しっかり信じきっておりました。
一方下の子は、サンタさんを受け入れるのも早かったですが、恥ずかしさでじっとしていられない様子で大変でした。でもサンタさんが来てくれた!と嬉しそうに話してくれました。
今日、初めてサンタさんと会えた事、私たちにとって、忘れられない日になりました。
とても、素敵な夢の時間をありがとうございました。
サンタさんパワーで、娘の今後が明るく照らされることを祈りながら、来年も会えることを楽しみに頑張りたいと思います★
《訪問したサンタクロースより》
初めて見た時、疾患か治療の影響からか、小学低学年ぐらいの体の大きさで…
今までどれだけ頑張って生きてきたのか想いを馳せました。
子ども達とたくさん話をして、その中で娘さんが「サンタさんは何貰ったら嬉しい?サンタさん、子どもたちにプレゼントあげてばかりだから気になって。」と言ってくれました。「君たちに会ってこうやってお話できたことが最高のプレゼントだよ。」と応えましたが、子ども達の人への思いやり、優しさにこちらがつい涙ぐんでしまいました。話が盛り上がりすぎて、ついつい30分近くトナカイを待たせてしまいました・・。
自分にとってもこのご家族とのご縁をもらえたことが、本当にありがたいなと思いました。
別れ際に、来年も頑張れるように握手をしてサンタパワーを送りました。でも自分の方が子ども達から温かい時間を大切な想いをもらった気がします。
あの数十分をクリスマスイブのひと時を共有することができて、本当に嬉しかったです。
またご依頼があれば、ぜひ行かせてほしいです。 ありがとうございました。
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