CharitySanta サンタ新聞

サンタ新聞 2015年10月号

ネパールの子ども達と作ったオリジナルコーヒーが、チャリティーグッズに仲間入り!

2015年10月24日 23:20 by yamada_ritsuko

 

2015年2月、チャリティーサンタのメンバーはネパール第二の都市、ポカラからほど近いニルマルポカリ村を訪れました。
 
 

2014年、チャリティーサンタの新しい支援先として候補にあがったネパールを訪れ、私たちは学校の授業に「美術」や「音楽」、「体育」といった、想像力や協調性を育む授業がほとんどないということを知りました。
聞けば、ネパールの教育は基本的に「暗記教育」であり、教科書の丸暗記に終始しているというのです。また、美術などの教科を教えられる教員が不足しているという問題もあります。
私たちは専門家ではありませんが、小学生の時にスケッチをした経験くらいはあります。ネパールの子ども達が僕たちと一緒に絵を描く事で、「絵を描く楽しさ」や「想像力」を養うきっかけになるのではないかと考えました。

私たちが訪れたニルマルポカリ村では、日本のNPO(※)の支援のもと、コーヒー生産による収入支援が行われています。(※)NPO福岡・ネパール児童教育振興会
 
 

ネパールには、世界中から援助が集まる一方で、援助が終わってしまうとネパールの人達だけでは建物維持や雇用の継続ができない事や、世帯ごとの経済格差が広がることで、子ども達が受ける教育に差がついてしまうこと・・。ネパールの人たち自身が、援助に依存せず、自立して子ども達の教育に必要な収入を確保することが、ネパールの子ども達が安心して勉強を続けられる方法のひとつだと知りました。
ニルマルポカリ村も決して裕福な村ではありませんが、約20年前に日本からの支援で学校が建設されました。しかし、自立運営にはまだ至っていません。コーヒー生産による収益が軌道に乗れば、学校の自立運営のための資金や、生産農家に収入が生まれ、経済的に困難な状況にある子ども達も、継続的に学校に通うことができます。
 
村のコーヒー農家さんの家にホームステイをさせてもらいながら、コーヒーの収穫をお手伝いし、生まれて初めて「コーヒーの実」を手にした私たち。
ひとつひとつ実を傷つけないように手で丁寧に摘む作業を経験し、カフェや自宅で飲んでいるコーヒーがどうやって作られているのかを肌で学ぶ事ができました。
 
 
 
翌日、村の学校を訪れ、子ども達と美術の授業を行いました。
日本から持って来た絵の具を使い、ハンドペインティングで好きな色を塗り、それを切り取って葉っぱの形にします。
その葉っぱに子ども達の「将来の夢」を書いてもらい、最後に私たちが準備して描いていた大きな木に貼り付けていきます。
 
 

子ども達の中には、生まれて初めて絵の具に触れる子もいました。
初めての美術の授業は、興奮と感動に包まれていました。

《ネパール地震のチャリティーを始めます》

子ども達が描いた「夢の葉っぱ」の絵を日本に持ち帰り、それを用いたラベルと村での様子や生産農家さんのインタビューを載せたパンフレットを制作し、コーヒーの販売がいよいよ最終準備段階に入った時、ネパールで大規模な震災が起こりました。
私たちは悩んだ末に、コーヒーを「寄付付商品」とし、収益の一部をネパールで出逢った子ども達の教育環境の改善やサポートのための費用とすることにしました。
ひとつ購入するごとに「300円」がネパールの震災支援基金になります。
(基金の使途については、年度末の活動報告書にてご報告させていただきます)
 

子ども達の夢が、いろんな人の愛情によって大きく育ち、いつか花開くことを願って
コーヒーの名前は「ドリームツリーコーヒー」と名付けました。

生活の中の一杯のコーヒーが、ネパールの子ども達の夢を支えます。
ぜひ、お手にとってみてください。

 

関連記事

福島生き×活きキッズツアーin山梨《最終日》

サンタ新聞 2015年10月号

福島生き×活きキッズツアーin山梨《4日目》

サンタ新聞 2015年10月号

福島生き×活きキッズツアーin山梨《3日目》

サンタ新聞 2015年10月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)