2015年4月25日、午前11時56分。
ネパールの首都カトマンズを、マグニチュード7.8の地震が襲いました。
8000人以上の犠牲者を出したこの地震は、ネパールに非常に大きな傷跡を残しました。
チャリティーサンタとの関わりの深い国であるネパールの人々のために、何かできることはないだろうか?
”チャリティーサンタ秋田支部”として、なにかできないだろうか?
今回の私たちの活動は、本部の方からいただいた、この問いかけから始まりました。
ネパールの人口の半分は、18歳以下の子供たちです。
地震の影響で、たくさんの子どもたちがかけがえのない日常を奪われました。
水や食料に飢えて苦しむ子どもや、住む場所を失い安全に過ごすことのできない子ども、大切な人を奪われてしまった子どもがたくさんいます。
また、学ぶ場所を失い教育が奪われ、悲しいことに人身売買の被害に遭ってしまう子どももいます。
チャリティーサンタのミッションは「子どもたちが笑顔になれる社会をつくる」こと。
辛い状況下にある子どもたちの不安を少しでも和らげ、笑顔を取り戻すために、少しでも力になりたい。
そのために私たちは6月20日、21日の2日間、街頭で募金をネパールの人々へのメッセージの集めました。
始める前は”街頭募金じゃ、大きな支援ができるほどの金額は集まらないだろうなあ…メッセージも書いてくれる人はすくないだろうなあ…”と思っていた私たち。
しかし、そんなことはありませんでした。
秋田は、私たちが創造していたよりも、優しい人がたくさんいるところでした。
2日間で、なんと45,611円の募金と、23人分のメッセージを集めることができました!
若い人からお年寄りまで、本当にたくさんの方から募金していただきました。
中には、パパママにお願いして募金してくれた小さい子どもたちもいました。
「頑張ってね」と声をかけてもらい、笑顔と元気をたくさんもらいました。
長い間足を止め、メッセージを書いてくれたみなさんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
パパと一緒に、一生懸命メッセージを書いてくれた女の子もいました。
たくさんの、たくさんの方からあたたかいメッセージをいただきました。
私たちがしていたのは「ネパールへの募金にご協力お願いします」と書いたボードと募金箱を持ち、呼びかけることだけです。
それでもたくさんの人たちが私たちの思いに共感してくれて、小さい子どもからお年寄りまで、本当にたくさんの人の”あたたかさ”に触れることができました。
「ネパールの子どもたちのための活動」なのに、逆に私たちがたくさんの元気をもらい、本当に幸せな気持ちになりました。
協力してくださったみなさんの思いは、きっとネパールの子どもたちに届いています。
そして、ネパールの子どもたちの日常生活と笑顔を取り戻すのにすこしでも力になれていたら本当に幸せです。
今回の活動に協力してくださったすべての人に感謝を伝えたいです。
本当に、本当に、ありがとうございました!!
※この街頭募金で集まった募金は、6月26日、日本ユニセフ協会へ寄付いたしました。
ネパールへの応援メッセージはFacebookの公開グループ「Send your heart to Nepal」にて掲載しており、ネパール渡航の際にプリントアウトして現地の子ども達に直接お届けします。
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