発達障害の8歳の息子です。
毎日癇癪や暴れたりで、大変です。
アンケートで「褒めて欲しいところ」の欄を埋めようとしたけど、どんなに考えてもひとつも出てこず、ショックでした。
毎日大変で、もうプレゼントのおもちゃも買わないと決め、もうサンタさんはキャンセルしようと思い、事情を書いてメールしました。
すると、「いつでもキャンセルできますから、サンタさんを呼びませんか?」と、言って下さり、続行することにしました。
クーポンを使っての利用、本のプレゼントがあるとの事でした。
子ども自身は、「僕はいい子じゃなかったから、サンタさんが来ても絵本があればいい方かな」などと自分に言い聞かせていました。
当日、サポートの女性の方が2名やってきました!
息子は、恥ずかしがって私の後ろに隠れてしまいましたが、サンタさんを呼ぶ時はサポートの方と一緒に 「サンタさ〜ん!!」
と、大きな声で呼んでくれました!
サンタさん登場!!
よく考えたら、変装しているだけのはずなのに、空気がパッと変わり、玄関がとても神聖な雰囲気となり、なんとも言えない空間に私自身も溶け込んでしまいました。
サンタさんは、「1年間いい子にしてたからプレゼントを持ってきたんじゃ」と言って、本とお菓子(私が用意したもの)を息子に渡し、沢山頭を撫でてくれました。
そして、ピアノを頑張ってることをほめてくれ、お片付けを頑張るように伝えてくれました。
何度も何度も頭を撫でてくれ、子供は下を向きつつうなづいてました。
なぜ下を向いてたかと言うと、おもちゃのような大きな箱のプレゼントがなかったからです(笑)
息子はお話を聞きながら、プレゼント用の白くて大きな袋を恨めしそうに何度もつまんだり触ったりしていました。
サンタさんは小声で、「(プレゼント)間違ったかのう…」
気を使わせてすみませんでした!
でも、サンタさんとお別れしたあと、リビングにササッと戻って、本を開けて、嬉しそうに笑顔でほんの中身を見ていましたよ!
とても感動したのが、サンタさんが私の方を真っ直ぐに見てくれ、「お母さんもよく頑張っとるの、大丈夫じゃからのう…」と、励ましてくれました。
若い男の子に励まされていると言えばそうなんですが、私には本物のサンタさんに見えました。涙が出そうになりました。
あー、子供もこんなふうにサンタさんを感じているんだな…
私も久しぶりにサンタさんを信じていた頃に戻りました。
今年も、親子でほんとにいい経験をさせてもらい、素敵なクリスマスとなりました。本当にありがとうございました。
来年もまた参加させてください。よろしくお願いします。
ちなみに、おもちゃがなく、ほんとに可哀想だったので、別便でプレゼントのおもちゃを買い、
子供がデイサービスから帰ってくるタイミングで玄関に置いてみようと思います。

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