ピンポーン!
キャーー!!ギャー!!ワー!!
チャリティーサンタさんの訪問をインターホンで知ると、うちの中では、三人男子がまるで怪獣みたいに喜びを隠せません。
この光景も5回目。でも、毎回、テンションMAXで、その姿に親は本当に嬉しくなります。
実は、うちのクリスマスは、クリスマスの一カ月前から始まっています。
子ども達は、サンタさんが来てくれるように、サンタさんにお手紙を書きます。
「〇〇を頑張ってるよ!〇〇が出来るようになったよ!〇〇をもっと頑張るよ!」
この一年を振り返り、子ども達なりに、頑張ってるから来てねー!アピールです。
さらに「コロナにならないように気をつけてね!ぼくも元気でいるよ!」
という相手を思いやる気持ちも書けたり、これもチャリティーサンタさんのおかげだなぁと、そんな成長に嬉しくもあり。
そんな手紙は書き終えると、玄関のポストへ。
いつサンタさんが取りに来てくれるのか、ドキドキしながら、毎日をチェック。
手紙を受け取ってくれるっていう事は、ほしいプレゼントを持ってきてくれるという事。
子ども達は、そう考えながら、ポストに入れた手紙をチェックする日々が始まります。
ポストチェックを続けて、二週間くらいたったある日、
ポストに手紙が無いことに気付き、かわりにサンタさんに扮した私達からの手紙を受け取った子ども達。
「サンタさんがね!お手紙もらっていくねって。クリスマスまであともう少し。会えるように頑張るんだよ。だって!ヤッター!!」
それからの日々は、クリスマスまで指折り数える毎日です。
サンタさんへの想いが日増しに強くなる中、いよいよ当日を迎えます。
玄関でサンタさんをお出迎え!
「サンタさんだー!!ヤッター!来てくれたよー!!」
最初はチャリティーサンタさんのお話も遮ってしまうくらい、「あのね、あのね、サンタさん!」と自分達の話を、今夜しか会えないサンタさんに聞いてもらいたくて仕方ない様子でした。
終始、テンションが上がっていました。
嬉しくて嬉しくてたまらないと言った時間でした。
サンタさんにバイバイ!またね!とお別れをした後も、サンタさんからの話しをしっかり思い出して、サンタさん、僕のこと見ててくれたんだね!頑張って良かった!サンタさんにはなんでもお見通しなんだね!サンタさんはあの手紙に書いた通りのプレゼントをちゃんとくれたよ!」と感動と興奮と幸福感いっぱいに話していました。
チャリティーサンタさんは、私達家族に、本当にたくさんの幸せを運んでくれてます。
それは、プレゼントという品物だけではなく、相手を思いやる気持ちや日々を健康に、大切に過ごす事を教えてくれて、心を豊かにしてくれます。
子ども達は、クリスマスの日だけではなく、一年中、サンタさんが見てるから!と何かの度に話すようになりました。
それは、プレゼントが欲しいという事だけではなく、自分を見てくれてるという、誇らしい気持ちなのだと思います。
今年もチャリティーサンタさんの大きな、温かなチカラが私達家族に幸せを運んできてくれました。
本当にありがとうございます!
チャリティーサンタさんに関わる全ての方々の心配りや気遣いに、本当に頭が下がります。
これからもずっと応援しています!

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