<編集部注記:チャリティーサンタ では経済的な事情でプレゼントを準備できないご家庭に対してブックサンタ2019という取り組みにより絵本をお届けしています。>
100人を超える学生さんたちとブックサンタ1家庭ずつの「選書会」を行いました!
体育館に広がるたくさんの絵本!
ブックサンタをしてくださった方の絵本も、この中にあるかもしれません・・*
チャリティーサンタでは「ルドルフ基金」という取り組みを使い、色んな大変さを感じている家庭に対して、サンタさんの無償訪問とプレゼントを行っています。
ブックサンタで集まった大切な大切な「絵本」のプレゼント。
しかし、数が多くなると、なかなか選書を行うのも大変になります。
そこでご協力いただいたのが岡山にあるノートルダム清心女子大学のみなさんです。
自身も絵本作家でもある村中李衣先生と、
山口で40年前に日本ではまだ珍しい児童書専門店「こどもの広場」を開かれた横山眞佐子さんが講師をされ、
授業前に「絵本を選ぶこと」を学生たちに話をしてくれました。
「子どもたちにどんな絵本を選ぶのか。
たとえば”野菜嫌いをなおしてほしい”とお母さんが書かれていたとして、安直に野菜の絵本を選ぶだけではなく、”元気にすくすく育ってほしい”という想いを汲んで、その想いに寄り添った絵本を選びましょう。
少ない情報のなかにどれだけ想像力を働かせることができるか。
1冊の出会いで、その子の心にどう触れることができるか。
みなさん、心のサンタクロースになってくださいね」
授業を聞いている学生さんたちは真剣そのもので、そのあと、
一枚一枚の選書シートを片手に、「その子のためを」絵本を探し出してくれました。
選書に悩んでしまう子は先生たちのもとに行き、なんども「この本でいいでしょうか・・」と相談を重ねながら選書を行っていました。
今回、ルドルフ基金を通じて届けるご家庭は経済的な大変さもさることながら、
忙しさのなかで「家族の時間もなかなかとれない」と感じているおうちがたくさんです。
小さな子には読み聞かせの機会も多い絵本。
少しでも家庭の楽しい時間に寄り添えることを願っています。
ノートルダム清心女子大学のみなさま、
そしてブックサンタで寄付をしてくださったみなさまに感謝をこめて!
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