最後のチャリティーサンタさんでした。
涙、涙の最終回でした。 息子が泣くなんて…転んでも、まったく泣かない子どもだったのに。
今年のクリスマス前 「サンタさんに何もらうの?」 と聞いたら 「サンタさんがぼくを子どもだと思って、何かくれるならそれはうれしいけど、もう大きくなったから、何も望むものはないな。もっと他の子どものところへ行った方がいいように思うんだよね」 と…。
なので、最後のチャリティーサンタさんにすることにしました。
もうおもちゃで遊ばなくなってきたことも、最後にするきっかけの一つでした。
最後なので大奮発して、iPadとipencilを購入し、サンタさんに託しました。
「これが最後の訪問になると思う」 という話があったとき、息子涙が何度もこぼれ出るくらいに泣いていました。
次はサンタさんの裏方を経験してみるのもいいかも…と思い、私が事前にスカウトをお願いしていました。
「サンタさんにはクリスマス以外でもいつでもなれるぞ。それは誰かを思いやる優しい気持ちを分けてあげることじゃ」 と、人間として超大切なアドリブを織り混ぜてくれるサンタさん。
そして、 「サンタさんの手伝いをしたいと願ってくれたら、手紙を出すから、手伝いに来てくれ。また会えるのを楽しみにしているよ」 とのお話もありました。
チャリティーサンタさんのおかげで、ちょっと変わったサンタさんとのつながりを持てた息子。
サンタさんの存在を疑っていないのに、自分から卒業していきました。
すごくきれいな終わり方。
親からしたらあっという間。
これまで来てくれた9人のサンタさん、それから、サンタさんを支えるたくさんの裏方のみなさん! 本当に本当にありがとう!!
いつか、息子と私もサンタさんに加われたらいいなと思います。
見習いになったときは、何卒よろしく!!
そして今年のサンタさんは…実は家族全員が知ってる人でした。
共通のお友達は写真を見たら誰かわかるでしょうか…。
ちなみに、息子はまったく気付いてませんでした。
まだお子さんが小さいみなさん、チャリティーサンタはほんとにいいですよ。 おすすめです。
きっと、子ども自身が、自分を支え、励まし、共に喜んでくれる大人が地域にたくさんいることを知ることができると思います。
そして、それを今度は地域に返していくことを考えられるきっかけを与えてくれます。
1歳から9歳までの写真を並べました! ただ、1年分ない…!! 携帯を変えて、データがうまく引き継げなかった年があるようです。
ごめん、その年のサンタさん! 今まで、ありがとう。
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