【福島生き×いきキッズツアーin岡山 5日目✨スタッフレポート】
スタッフの目線のレポートをお届けします!
上山でのツアー最後となる5日目は、昨日の【上山祭り】の片付けから始まりました!
上山のみなさんのご厚意により、片付けとして、【上山祭り】の目玉の一つであるスカイランタンのゴミの分解、ゴミのペットボトルのラベルとキャップ取り、ラムネのビー玉取りを3つの班に分かれて作業しました。
キッズそれぞれが、地域の方に言われた通りにきちんとすることができました!
一昨日の祭り準備から昨日の本番、そして今日の片付けまでキッズ達が楽しんで取り組んでくれていて、スタッフみんな嬉しい気持ちになりました。
そして、片付けが早く終わったので、上山の景色を一望できる展望台にも行きました!
はしゃぐ声や山びこをする声が聞こえてきて、みんな楽しそうでした♪(ベイマックス)
上山での最後のお昼は「おにぎりにぎにぎ」をしました。
鮭、そぼろ、塩昆布、梅、おかかの具を各々好きに入れて、オリジナルおにぎりをスタッフとキッズで交換して楽しみました。
キッチン仕事などをしていておにぎりが作れなかったスタッフたちにも、子どもたちがおにぎりを作って届けてくれて、とてもほっこりとした時間に。
ツアーの終盤に差し掛かり、少し疲れも見えたものの、みんなでもりもりおにぎりを食べることができました。
たくさんお世話になった上山集楽での最後の挨拶を終え、
今日は岡山市内に近い赤磐へ。
最後の夜をみんなで精一杯楽しむためにフェアウェルパーティを行いました。
みんなで手巻き寿司を作って食べたり、クイズでちょっと豪華なおかず争奪戦をしたり、デザートにはスイカのフルーツポンチ!
みんな笑顔なこともあってか、どれもとても美味しかったです。
おかず争奪戦では、2つのグループにわかれての対決で、3問用意したんですが、なんと2-2で引き分けという結果になりました!
ちょっと豪華なおかずは、みんなで仲良く半分こです。
ご飯のあとは、最終日の夜だから、みんなでツアーの振り返りを行いました。
「なんでこのツアーが始まったか知ってる?」
あの時、君は何歳だったんだろう?
このツアーの始まりの時、東日本大震災がおきた時、なかにはきっと赤ちゃんだった子もいると思うのですが、私たちの震災の時から続いている思いを伝えました。
ぼくたちは、覚えるよ。
怖くて、不安で、祈ることしかできなかったあの日。
僕たちは、福島のこどもたちが山や川であそびにくくできなかったことを知って、心が苦しくなった。
あの頃、たくさん考えたけど、できることが見つからなかったんだ。
だけど、みんなの笑顔が見たかったから
夏休みのツアーを考えて、
みんなで一緒に思い出いっぱいの夏休みを過ごしたかったんだ。
君たちの笑顔は僕たちの希望なんだ。
いつか君が大人になっても、
このツアーの思い出が
君を笑顔にしてくれますように。
君を誰かを笑顔にしてくれますように。
ぼくたちは離れていても友達だ。
明日は笑顔でバイバイしよう。
だから今日は、いっぱい話そう。
「ツアーで何が一番楽しかった?」
「ツアー参加が決まった時、どう思った?」
「ツアーの始まりと終わりで、どんな気持ちの変化があった?」
「どんな大人になりたい?」
想いを伝えた上で、ひとつひとつの問いに対し、本気で自分たちの想いを話すたび、キッズも大人も涙が止まらなくなり、気持ちを伝えあいました。
「最初は不安で。でもみんなと仲良くなったから、今は寂しい。帰りたくない。」
そんな声があるたびに、ツアーの意味を考えます。
チャリティーサンタは「特別な思い出」の力を信じています。
君の心に届いた思い出は、未来につながるのかな。
君が流してくれた涙の向こうに、
僕たちの希望があるように思うんだ。
ついに岡山ツアーも最終日です。
こどもたちが無事に福島に帰れるよう、頑張ります!
(スタッフ:ななこ&なげっつ&いずみん&りっつ)
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